心理療法・カウンセリング・催眠療法のすすめ 提供:熊本県八代市 心クリニック
  心理療法のすすめ
  心理カウンセリング・催眠療法
熊本県八代市錦町16−4
心クリニック
tel. 0965-32-9776
 
 
 
 
 
 
 
  心の病について (摂食障害)

  ★ 「心の病」は改善できます。早めの対処が重要で効果的です。
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■摂食障害(拒食症・過食症) 

摂食障害とは、極端な食事制限や、過度な量の食事の摂取などを伴い、それによって身体や心の健康に様々な問題が引き起こされる障害です。主に拒食症と過食症の総称となります。人間関係の問題による心理的なストレスや不適応、コミュニケーションの不全などが原因と言われています。
また依存症の一種であり、
思春期の女性に多く見られるのが特徴です。

また、障害の程度が進むと、抑うつ症状、自傷行為、アルコール乱用などの精神症状を合併することも多くみられ、さらに内科的疾患 (電解質代謝異常による不整脈、栄養失調による感染症や貧血、脳萎縮、骨粗鬆症など、過食による肥満や糖尿病など)を併発する可能性がある障害です。

★摂食障害は早期に発見すれば予防できたり、またはもっと簡単に改善治療ができます。本人の自覚はもとより、周囲の人(家族)が症状や、状態・行動の異変に気づいて、早めに対処することが大変重要です。



●摂食障害の種類
   
   *極端に食事を受け付けず、体重が減っていく 「神経性食欲不振症」 (拒食症)
   *食べても食べても満足感
が得られずむちゃ食いをしてしまう 「神経性大食症」 (過食症)
   *拒食と過食が繰り返す「摂食障害」

摂食障害の症状

   (拒食症) 

   *短期間に極端な体重減少
   *ダイエットの目標体重に達しても、さらにダイエットを続ける
   *自分の容貌に満足せず、肥えていると訴える
   *強迫的に運動をする
   *食物のカロリーや重量に異常な興味を持つ
   *食物を小さく切り刻んだり、非常に
小さな食物を食べる
   *隠れ喰いをする、または人前では食べるが直後に嘔吐する
   *憂うつな状態が多くなる
   *月々の生理がなくなる
   ★拒食症の場合、症状を隠したり自分から改善する意思が無い場合が多くみられ、生命の危
     険に及ぶ重大な問題になる可能性があります。周囲の人の注意と改善へのサポートが大変
     重要です。

   (過食症)
   
   *むちゃ喰いを繰り返す(短時間に大量の食物をとる)
   *食物のからだからの排泄を繰り返す(無理矢理の嘔吐、下剤や利尿剤の使用)
   *ダイエットや運動ををしばしばするが体重は変わらないか増える
   *隠れ喰いをする
   *嘔吐をするために長い時間バスルームにはいる
   *薬物やアルコールの乱用がみられ、盗みを繰り返すこともある
   *憂うつな状態が多くなる
   *甲状腺が大きくなっていることがある
   *無理矢理の嘔吐のために手の甲に傷跡がある
       ★過食症の本人には、自覚症状に気づき改善を望む一方、ストレスの継続から依存的に問題
     行動を繰り返す傾向がみられ、本人も悩み苦しむケースが多くみられます。周囲の理解と協
     力が、改善に向かう本人の支えとなります。  


●摂食障害の原因

   摂食障害になる心理学的な背景として以下のようなケースがあります。
   
   *肥満への恐怖(ダイエットの失敗)
   *ダイエット・ハイ(痩せる事で快感を得る)
   *人間関係のストレス(家庭・学校・職場・恋愛・夫婦での人間関係の不和)
   *対人関係の恐怖からの代償行動
   *様々なストレスによるフラストレーション(欲求不満)
   *白か黒か、善か悪か、という極端な発想習慣
   *過剰な被害意識、極度の劣等感や思い込み
   *「女性性の拒否」による代償行動
   *幼少期における親との不良な関係(安全・安心・愛情の欲求不満)

●摂食障害への対処

   ★身体の状況が危険な場合には,入院治療が必要です。

   
摂食障害の治療には,大きく分けると身体的治療心理的治療があります。主となるのは
     心理的治療ですが、身体状況に危険がある場合は、ある程度身体の方を回復させることが
     先決と思われます。医療機関への入院治療が先ず必要な場合もあります。
     心理的治療には様々な種類がありますが、心の回復をめざすものですから、即効的なもので
         はなく、周囲の理解やサポートを得て、安心して治療を継続すること、辛抱強く確実な改善を
     めざすことが大切です。 

   *本人が自分の症状や状態を正しく認識すること、摂食障害についての正しい知識を得ること
     は治療に向けての第一歩となります。家族などの支えを得ながら、一緒に正しい知識を学ぶ
     ことで安心感のもとに治療へ向かう環境が生まれてきます。正しい知識を身につけることで、 
     その後の治療に非常に役に立ってきます。

   *摂食障害のには多くの場合、心理的問題が潜んでいますので、そこには何らかの心理療法・           精神療法が必要になります。本人が自分の病気を理解し、その改善に向かっていくために
     は、周囲の人(家族)の理解と協力、精神科医、心理療法士等の心理的なサポートを受ける 
     必要があります。

   *心理療法・精神療法とは、「カウンセリング」「催眠療法」などで本人が抱える心理的な問題を
     整理し、原因となっている要因を明確にして、それに対処する治療方法や手段を本人と一緒
     に探ってゆく療法です。また症状の解消だけではなく、「認知行動療法」などを用いて、根本
     的な心の問題を克服出来るよう、新しい価値観や、新しい自分を創っていくのが心理療法・
     精神療法の目的です。


   *心理的な問題が家庭環境と関わりがある場合など、家族も一緒にカウンセリング等を受けな
     がら、心理療法に参加協力することで、摂食障害の原因となっていると考えられる家庭状況
     を本人と家族が一緒に理解する事が可能となります。本人の心理的な問題に対する家族の
     理解も増し、サポートや協力が一層期待できます。


   *過食症にはグループ療法(集団精神療法)が有効です。同じような症状・悩みを他の人も持 
     っているということを知り、自分だけではないという、孤独感から救われた気持ちになります。
     また他のメンバーの違った考えや気持ち、悩みを聴くこと、それに自分の悩みを打ち明けるこ 
     とで、メンバーとの信頼感やメンバー同士が相互に支え合う良い環境が生まれてきます。
     一緒に克服して行けるという心強い安心感も生まれてきます。
     地域保険所の相談室や医療機関・心理療法施設等でグループ療法について問い合わせす
     る事が出来ます。

   ★摂食障害の改善は、患者さん本人の意思や努力だけでは成し遂げにくいものがあります。
     本人自身が自分の異常な行動や症状を治したいと心では思い、願いながらも、依存的に、
     また習慣的になって抜け出せなくなった場合が多くみられるからです。
     患者さん本人が、症状の改善や障害の克服をめざして治療を開始し、それを継続するため
     には、家族や周囲の人の理解と協力、励まし、忍耐が重要になります。
         治療過程では一進一退の状況も珍しくありません、本人が根気強く克服を成し遂げるために
     は、周囲の持続的なサポートを確信できる安心感が重要な支えになります。


 




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